わたしたちが、健康でかいてきなくらしができるように、どんなくふうがされているのでしょう。
 メルボルンでは、わたしたちのくらしを高めていくために、どんなくふうをしているのか調べていきましょう。
 また、便利なくらしをおし進めていくためには、どんな問題がのこっているか調べていきましょう。

(1)くらしとごみ


各家庭からは、毎日たくさんのごみが出されます。その種類も、もえるごみ、生ごみ、金ぞく、プラスチックといろいろです。生活が便利になるにつれてごみの種類や量も多くなってきました。これらのごみは、1けんの家だけではしょ理できません。また、自分の家でもやすと、近くの家のめいわくになります。火事の心配もあります。
○私たちの家庭から出されたごみはどこへいくのでしょう。
 市がごみを集めてしょ理しています。一度に全部の家のごみを集められないので、地区ごとに曜日を決めて集めています。グレンアイラ市では地区ごとに、再生できるゴミとできないゴミに分けて、週1回集めています。集められたごみはクレイトン市にあるごみしょ理場(コンバインド・リフューズ・ディスポーザル・ティップ)へ運ばれます。ここに集められたごみには、その日のうちに土がかぶせられます。そうしないと、いやなにおいがしたり、害虫やねずみが発生したりするからです。病院や工場などで出る薬品類のごみは、ダンデノンにある会社でもやしてしょ理されています。

 再利用できるびん、プラスチック、アルミニュウムは、別に集めて、モーディアーロックのしょ理場へ持っていきます。新聞紙などの紙類もオークレイ市にあるセンターインダストリーに集められ再利用されています。

各家庭のゴミ出し ゴミしゅうしゅうの様子 紙しゅう集車
ごみをうめるところ コーフィールドリサイクルセンター 運び込まれたごみ