わたしたちの住んでいるメルボルンでは、休日に公園をさん歩したり、バーベキューをしたり、スポーツを楽しんだりする人々をよく見かけます。また、図書館で本を読んだりかりたりする人々もいます。
 また、レクレーションセンターで、エアロビクスやダンス、テニス、絵ややき物などを習っている人もいます。メルボルンに住む人々が、くらしをよくするために使っている施設には、どんなものがあるか、調べてみましょう。

(1)レクレーションセンター


 わたしたちの学校のある地区には、レクレーションセンターがあります。
 そこでは、人々のくらしをよくするために、いろいろな活動が行われています。エアロビクスやダンス、じゅう道、ヨガ、バスケットボールなどのスポーツ教室のほかに、絵ややき物、写しんなどといった教室も開かれています。また、スクールホリデーに合わせて、こどもたちを対しょうに、体そう教室なども行っています。

テニスコート クリケット練習場
バーベキュー台 図書館

このように、レクレーションセンターはたくさんの人々にり用されています。では、そのようなレクレーションセンターはどのようにして作られたのでしょう。 グレンアイラ市に住む人々が、レクレーションセンターを作ってほしいと思ったら、そのねがいをまとめて市役所に持っていきます。市役所では、それを作るべきかどうかぎ会で話し合います。そこでみとめられると、市では土地をさがしたり、たて物を作るためのたくさんのお金を用意したりします。そのお金の大部分は、市民のはらっているぜい金から、出されています。

(2)公園

 ビクトリア州は、「ガーデンステート」と言われているほど、緑がたくさんある所です。
 グレンアイラ市にも上の地図にあるように、多くの公園があります。
 公園は、多くの人が休んだり、さん歩をしたり、遊具で遊んだり、バーベキューをしたりする所です。

 レクレーションセンター 公園の手入れをする人びと

このほか、公園は、火事などのさい害の時に市民の人たちのひなん場所にもなっています。
 公園を作るのには、たくさんのお金がひつようです。そのお金は、市民のはらっているぜい金から、出されています。それだけで足りないときには、ビクトリア州やれんぽうせいふから、その一部を出してもらうこともあります。
 また、公園の草や木の世話やそうじ、遊具のしゅうりなども、ぜい金でまかなわれています。
 これらの仕事をする人々は、グレンアイラ市のしょく員として、せん門にやとわれています。

(3)図書館


 わたしたちの学校のあるグレンアイラ市には、カーネギー図書館、エルスタンウィック図書館、コーフィールド図書館、ベントレー図書館、マッキノン図書館の5つがあります。
 図書館では、本はもちろん、ざっしやカセットテープ、ビデオテープなどもかりることができます。中には、ようじ向けにおもちゃをかし出している図書館もあります。

 また、みんながり用しやすいように土曜日や日曜日、また夜おそくまであいているところもあります。
 本やざっし、カセットテープなどは3週間、ビデオテープは1週間、かりられますが、中には、返すのをわすれてしまう人もいます。それでも本が返ってこない場合には、ばっ金をとるようにしています。

(4)ビクトリア州議事堂


 オーストラリアの各州は,連邦議会(れんぽうぎかい)とは別に州議会(しゅうぎかい)を持っています。
私たちの税金の使い道などを話し合っています。連邦政府よりも私たちの生活に密着した内容を話し合うことも多く,私たちの生活にとってとても大切な議会です。

州議事堂の様子 時計の下にある棒は,議会開始の合図に使います
上院議会場の様子 中にはいるとこのような紋章があります

(5)メルボルン博物館

 シティには博物館があります。外観(がいかん)も大変ユニークで様々なものが展示されています。私たちのくらしを豊かにするために,いろいろな施設(しせつ)がつくられています。

博物館の外観 展示物(宇宙飛行士)
鯨(くじら)の骨(ほね) 博物館の中の様子