水泳学習


今年度も、3回の水泳学習が行われました。近くの水泳施設をお借りし、校長先生を含むメル校の教員が指導者となって、午前中に水泳学習を行います。水泳学習の2回目と3回目には、メル校伝統の水泳検定があります。多くの児童生徒は、この水泳検定の合格を目指し、明確な目標を持って、それぞれが練習に取り組みます。

水泳学習は、ホップ、ステップ、ジャンプ、チャレンジの4つのグループにわかれ、レベル別に練習に取り組みます。チャレンジのグループの中には、小学校低学年の児童もおり、お兄さんやお姉さんといっしょになって、1秒でもタイムを縮めようと必死になって泳いでいる一生懸命な姿が見られました。

一方ホップのグループは、水の中でじゃんけんをしたり、波のプールで石拾いをしたりするなど、水に慣れ親しむことを目的に取り組みました。しかし、3回目の最終日には、水に慣れ親しむどころか、バタ足で数メートル泳ぐことができるようになるまで成長しました。友だちとプールに入ること、限られた時間の中で集中して練習に取り組むこと、メル校の水泳検定という明確な目標を持って取り組むこと、そして、何よりも素直に一生懸命取り組む子どもたちの姿勢が相乗効果となって、技術の向上へとつながっていくことを実感しました。

 自分の目標を達成できた喜びと、水泳施設のスタッフの方々にメル校生の水泳学習に取り組む姿勢を褒められた誇らしさを胸に、また、来年の目標を新たにした子どもたちでした。