持久走の取組

 

メルボルン日本人学校では、毎年、体力テストを行っています。50m走、反復横跳び、握力、上体起こし、立ち幅跳び、長座体前屈、ボール投げ(ソフトボール、ハンドボール)、20mシャトルランの8種目です。体の柔軟性や投げる力、跳ぶ力、持久力、敏捷性等を測定し、自分の体力を知ることで、これからの体育やスポーツ活動に生かすことをねらっています。               
 
その中でも、メル校では体を動かす機会が少なくなる冬の期間に、持久力を高める目的で「持久走」に取り組んでいます。6月下旬から1ヶ月間、約15分間の中休み(2,3校時の休み時間)や体育の授業を使って校庭を走ります。本校の校庭は一周約200m。走った周回の数は、本校からシティまでの往復を目指したマラソン記録カード(160周=約32km)のマスに色を塗り、記録していきます。子どもたちは、一人ひとり目標を立て、友だちと切磋琢磨し、励まし合いながら一ヶ月走り続けました。最後に行った持久走の測定会では、ほとんどの子どもたちが記録を伸ばすことができ、満足そうな笑顔で持久走の取り組みを終えることができました。勉強にも運動にも何事にも真剣に取り組むメル校の子どもたちです。