芸能鑑賞教室

メルボルン日本人学校では「子どもたちが文化的なものに触れることを通して、視野を広げ、豊かな心を育んでほしい」という趣旨のもと、毎年「芸能鑑賞教室」を開催しています。本年度は10月11日(月)の午後、多くの保護者の方も参加され、メル校では数年ぶりのマジックショーを鑑賞することができました。マジックを披露してくださったのは、オーストラリア生まれのイタリア人マジシャンSam Angelicoさん。彼はコメディーマッジクの世界チャンピオンだそうです。また、日本でもテレビや各地の舞台で活躍された経験があるそうで、時折日本語を交えながら表情豊かに、素晴らしい技の数々を見せてくださいました。新聞紙の中から鳩が飛び出したり、机が宙に浮いたり、目の前で繰り広げられるマジックに驚きの連続でした。

今年は日本から来豪された「琴音人(ことねっと)」のみなさんによる大正琴の演奏会(10月11日)も行われました。児童生徒のみなさんは、素晴らしい大正琴の音色に触れ、演奏会の最後には唱歌「ふるさと」を全員で歌いました。また短い時間でしたが、体験コーナーもあり、実際に大正琴を奏でることもできました。

さらに、昨年度の「生き方教室」で講師をお願いした三木晶江さんのご指導のもと、今年は「三味線」のクラブ活動・部活動も行っています。寄贈していただいた「三味線」を使って、毎週水曜日に取り組んでいます。毎週の活動を楽しみにしているようです。