中学部では去る５月２２日（火）から２５日（金）、３泊４日の日程で『宿泊学習』が行われました。訪れたのはモーニントン半島方面です。今年度から、小学部との合同での実施となりましたが、それぞれの学部で独自の日程を組みました。中学部の宿泊学習スローガンは、生徒たちの中から選ばれた運営係が考えたオリジナル四字熟語『青春！協学！』。大切な青春時代を楽しみながらも、仲間と共に助け合い、そして自然あふれるオーストラリアを体感する中で、多くのことを学ぼうというものです。以下、いくつか生徒の皆さんの様子をお伝えしようと思います。

【食事作り】初日の昼食は、予算の範囲内で必要なものを現地で購入し、自分たちでバーベキューをしました。全員が仕事を分担し、金額や準備、後片づけの手順など考え、見事に時間内に食事を終わらせることができました。自分たちで作った食事の味は忘れられない思い出になったようです。

【アクティビティー体験】強風のため実施できなかったカヤック以外、天候にも恵まれさまざまなアクティビティーを体験しました。Point Nepeanトレッキング、ジャイアントスイング、フライングフォックス、フィッシング、アーチェリー、Moonlit Sanctuaryでの餌付けなど、１５名の仲間と楽しい、そしてオーストラリアならではの有意義な時間を過ごすことができました。

【自分たちのアイディアを生かした取組】バスの中や日没後の時間は、レクレーション係が中心になって会を進めました。特にキャンプファイヤーでは、班ごとに趣向を凝らした劇の発表をしました。Ｇ７からＧ９まで縦割りの班ですが、みんなで知恵を出し、見る人を楽しませる工夫があり大いに盛り上がりました。そのほか、全員のイラストを取り入れた「しおり作り」など、行事を自分たちで作りあげようとする姿勢はメル校中学部の伝統です。
中学部の絆が深まった宿泊学習。この絆を大切にしながら、今年もメル校を１５名がしっかりと引っ張っていってくれることでしょう。